アンケート

学校の後輩N子さんと映画に行きました。
上映開始は午後4時だったのですが、3時には会ってしまって、
少々時間を潰す必要がありました。
休日だったので、どこも混んでいて、困っていると・・・

「アンケートにご協力いただけませんか?謝礼は1,000円です!」
と声を掛けられました。
N子さんは極貧だったらしく、
「1,000円欲しいかも・・・」とつぶやいてしまい、
まんまとビルの一室に拉致されてしまいました。

Jackが「1,000円って言っても、商品券かなんかだと思うよぉ」と言うと、
「え~、現金がいいですぅ」とN子さん。

車のCMを3本観て、その印象についてアンケートに答えます。
声を掛けられているのは若手の女性ばかりで、
アンケートの内容も女性向けと思われる「小型車」のCMについてでした。

T社、M社、N社のCMをそれぞれ4回くらい観ました。
Jackの回答は、
「出だし部分では、何のCMかわからない」とか、
「「シャープ」というのが売りのようだが、どこがシャープなのか、画面上ではわかりづらい」とか、
「何が目新しいのか、商品の価値がわからない」とか、
「英語のセリフなので、字幕で出る「低燃費」という言葉を、つい読んでしまう」
「動物が同乗しているので、もしかしたら収納量が大きいのかも?」
と言ったものでした。

つい隣に座った人の回答をチラ見してしまいました。
すると
「車の色がきれい」とか、
「俳優の○○さんは、好きではないので、好感が持てない」とか、
「バックの町並みがきれい」とか
Jackとは、ちょいと異なった観点で回答されているようでした。

実はJackはこのアンケートとはまったく別に、無作為の電話依頼に始まって、
去年の夏から今年の夏にかけて、
某リサーチ会社のアンケートに10回以上答えてきて、
どのようにその結果がCMに利用されるのか説明を受けました。
商品のターゲットになっている人の
性別、年齢、家族構成・・・などなど
色々調べた上で、使う俳優やらCMを流す時間帯、どのような番組の合間に流すのか、
などが決定されていくようです。

昨日は独身の若い女性ばかりがアンケート回答者に選ばれていました。
やっぱ、色とか形とか、CMに出演する俳優さんなどに目が行くように、
CMも制作されるのでしょうね・・・
Jackの回答はちょいと異色だったかもしれませんね。

ちなみに謝礼の1,000円は、図書カードで受け取りました。
N子さんは、やっぱり現金がよかったようですね。
普通だったら図書カードでも喜ぶ人なんですけどね!