ブラック・ティー

段々と暑くなってきて、今後さらに蒸し暑くなり、熱いお茶とはしばしの別れ!
冷たい麦茶の美味しい季節が近づいてる気配です。

でも、もう少し熱いお茶を飲んでられそうなので、ホット用に50gだけ、紅茶を購入してきました。

今回の購入品はヌワラエリアです。
「今、買うならダージリンでないの??」
という声が聞こえてきそうです。
確かに購入したお店でも売ってましたよ・・・ダージリン・ファーストフラッシュ!
ダージリンは4-5月が新茶の時期のようですから。
ただ、どうも最近疲れ気味で、
スッキリして、少々パンチのある紅茶が飲みたかったのです。
「だったら、アッサムでもいいじゃん!これも丁度、新茶の時期だし!」
という突っ込みが入りそうですが、
すみません・・・セイロンの紅茶が好きなのです。

Jackが初めて購入したお茶関連の本
南廣子監修『日本茶 紅茶 中国茶』(新星出版社 1999年)によれば、
セイロン紅茶は年間通じて収穫されるので、インドの紅茶のように
ファーストフラッシュのような新茶がないとのこと。
ただ最も高品質ができる時期、クオリティシーズンなるものがあるそうです。

セイロンは生産地の標高により区分され、
標高が高いほど「水色・薄」「香り・高」「渋み、コク・強い」そうです。

今回購入のヌワラエリアスリランカの最高地で作られるハイグロウンティーです。
香り高く、コクもあり、少々渋みを感じます。
クオリティシーズンは1-2月・・・あえて突っ込まないで下さい。
ちなみにもう少し待つと、セイロン紅茶の代表、ウバ(ウヴァ)のクオリティーシーズンがやってきます。

Jackにとって、紅茶はブラックで飲むのが基本です。
お湯は汲みたてを沸騰させる。
ティーポットは陶器です。
ガラス製は邪道です(Jackのこだわりですので、ガラス・ポット使用の方への他意はありません)
ポットもカップも温める。
パッケージに表示された抽出時間を守る。
ティーコージーをかぶせれば完璧です。(時々かぶせ忘れます)
これは中国茶を工夫茶器で淹れる時、茶壺にお湯をかけるのと同じ効果ですよね。(多分)

もー、これだけで、大体美味しくなるんですから、
日本茶に比べたら、精神的に楽です。
(さらに「お湯は高い位置から注げ」とか、「茶葉の保存に気を使え」とか、色々言われますけど、義務化されるとJackはへそ曲げますので、許してください)

そんなわけで、本格的な夏が来るまでのこの時期、
わざとらしくクオリティシーズンを外したセイロンティーを楽しんでます。
(なぜわざとらしく外したのかは、後ほど!)