午後のティータイムデュオLIVE

12月22日(土)、新井彩香さまが出演されるライブに行ってきました。
彼女の演奏は、3月のHZM以来ですね。
この日までに、少しは依頼論文を進めておかねば・・・と思っていたのに、
遅々として進まず、精神的に疲れ気味で出かけてしまいました。
 
場所は地下鉄「本郷三丁目」駅から近い「名曲喫茶カデンツァ」
ピアノとサックスのライブです。
 
プログラムは前・後半に分かれていたのですが、
後半で、クリスマスプレゼントが観客8名に贈られました。
チケットに番号がふってあって、それで抽選をしました。
プレゼントは、“アメリカ産”のチョコ or 石鹸でした。
 
Jack…あたってしまいました。
自分の番号が呼ばれた瞬間、「げっ、マジ?!」と思ってしまいました。
プレゼントをもらいに、彩香ちゃんのところまで行かないといけないし…目立つじゃん。
思いっきり顔に出ていたのだと思います。
彩香ちゃんに「あ、嫌そうですね」と言われてしまいました。
 
もう一つイヤだった理由がありまして、実は…ライブに満足していなかったから。
このブログのレビューで良いこと書けないかも…と思っていたところにプレゼント。
もらうだけもらっておいて、なんて「人でなし」なんだ。

曲目は、以下のような感じなんですが…
 
クリスマスキャロル〜きよしこの夜他
バッハ / イタリア協奏曲より第3楽章
ショパン / チェロソナタOp. 65より第3楽章
ハロルド・アーレン / Over the rainbow
ドビュッシー / 喜びの島(ピアノ・ソロ)

何が満足していないって…演奏に説得力がない…
まあ、素人の戯言ですけどね。
他のお客さんも、あまり盛り上がっていなかったような???
最初は、「みなさん、サックスの音に慣れていないからかな?」と思ったのですが、
どうにも「してやられた」感がなかったと…
 
アンコールで奏った曲は、元来、盛り上がる曲なんですが、
あんなにお客さんがさっぱりと薄く反応したのは、初めての経験かも??? です。
 
サックスがソロで、ピアノが伴奏ってことになるのですが、
緊張感のある“合奏”になっていたのって、前半にあった、現代音楽からの一曲だけでないかなぁ?
“合奏”って、小学校の学芸会的な表現ですが、他に適当な言葉が思い浮かばなくて…
うん、合奏だよ、合奏。率直な良い表現だ、うん。
 
サックスさんは自己主張してたと思うのですが、
正面からパンチくらったわけでもないし、心の底辺を揺さぶられたわけでもないし、
かといって、冷たくあしらわれた感もなくて、
ピアノさんが、サックスさんを盛り上げていたわけでもないような…
 
ああ~、どんどん酷いこと書いていっているので、
ただ、満足しなかった、としておこう。
 
彩香ちゃんのドビュッシーは、初めて聴いたけど、良かったですよ!
気持ちよく弾いいたと思うんです。
演奏している姿は見ていなかったのだけど。
 
ドビュッシーの曲について、Jackが選ぶ形容詞は“ファンタスティック”ですが、
どちらかというと、「毒入りファンタ」って感じかなぁ。
 
また機会があれば打ち上げにも誘っていただければと…
どうにも精神的に落ち着かない状態で出かけたので、
それが、不満指数の高さにつながった可能性もあるよねぇ。。。
 
石鹸、ありがとうございました。