ピアノとチェロのリサイタル

ぞんごら♪みどりさんはJackがハンガリー滞在時に出会ったピアニストさんで、
Jackが旧宅でブログを書いていた頃、頻繁にコメント投稿頂き、
現在はこのブログにファン登録されている唯一の方・・・という「何故??」な音楽家さんです。
このブログの「お気に入り」には登録不可能なので、みどりさんのHPアドレスを載せておきます。
www.geocities.jp/kanazawa_akiko

昨日はそのみどりさんがあるチェリストさんと組んでの、ジョイント・リサイタル?がありました。
一応そのライブのレビューを書こうとしているわけですが、
音楽はズブの素人のJack・・・まともな内容ではないので、前もってお断りを!

さてJackはクラシックのコンサートは、区民・市民ホールなどで開催される、
小規模な催しが好きです。
大コンサートでは演奏されない珍しい曲をとりあげたり、作為的なプログラムが多いのです。
昨日はハンガリーチェコの作曲家が絡んだ曲で構成されておりました。
故に雰囲気はまさに「中欧」!!でした。
ライナンップは以下、

J.S.バッハコダーイZ. 三つのコラール前奏曲
コダーイ        七つのピアノ曲作品11より第七曲「ルバート」
リスト         詩的で宗教的な調べより第四曲「死者の追憶」
マルティヌー      スロヴァキアのテーマによる変奏曲
ドホナーニ       四つのラプソディー作品11より 第三番 第四番
            チェロソナタ作品8

プログラムは事前に頂いていました。
一曲目はなんでしょう?バッハの曲をコダーイがアレンジしたんでしょうか?
そーなると元々バロックの曲となるのでしょうか?

Jackの中・高生時代の遊びとして、「ヘッドホンステレオでロックやJポップの曲を流し、
ボーカルを伴奏にベース音を聞く」というのがあります。
Jackにとってバロックの曲は、ロックやジャズに近いです。
バロック通奏低音というのでしょうか・・・
曲の間中、低音のメロディーが主になるメロディーの後ろでずっと流れています。
これに分散和音のようなコードが重なり(フーガ形式なるものがJackには分散に聞こえるのかしら?)
その上に主になるメロディがかぶさるという多重構造です。(勝手な解釈です)

つまりロックやモダンジャズのバンドではバロック通奏低音をベースがやってるんです(多分)。
それに付け足される和音をロックではギターが、ジャズではピアノが、(想像するに)
主旋律はロックではボーカル、ジャズではサックスやトランペットになるのです(恐らく)。

Jackにとっては、ロック・ジャズでは主旋律を聞かなくても、
ベースやギターの裏メロディで楽しめます。
前もって今回のみどりさんのライブを想像するにあたり、
ベースの部分はみどりさんの左手が、和音ないしはそれに近い裏メロディを右手が、
そして主旋律がチェロ・・・などと勝手に思ってました。
つまりJackにとって一曲目はチェロを聞かなくても、
みどりさんのピアノだけ聞いても楽しいはずなのです。

一曲目・・・ちょっと想像と違った感じでしたが、みどりさんのピアノだけでOKでした。
チェロはあんまり聞いてませんでした。(ごめんなさい)
耳に入る感じでチェロの方は、女性ですが力強い感じですよ・・・(ウソくさー)

ただ四曲目のマルティヌーチェコの人です)や六曲目ドホナーニ(ハンガリーの人です)は
そんなわけにはいきませんでした。
ちゃんとチェロを聞きました。

ドホナーニのピアノは、あくまでJackの印象なんですが・・・ピアノの上から下まで?
右から左まで? 高から低まで? 全部鍵盤使って弾く・・・みたいな感じなんですね。
ハンガリー滞在時にも聞きましたが、パフォーマンス的に観客ウケするように思えます。
みどりさんが弾くと、走りすぎなくて、「落ち着いたドホナーニ」になる感じでした。

コダーイはねぇ・・・Jackはハンガリー民族音楽好きだから良いのですが・・・
コダーイの曲は「民族音楽の影響」だけで語れるのかしら?
聞き慣れないと、不協和音みたいだし、座りの悪いリズムだし、
なのに良く眠れるしで(昨日は眠ってません)、
わけわかりませんやねぇ(所詮Jackは素人聞きなんですよ)

リストはやっぱりロマン派なんですよ。
「野原を散歩」してたら、いきなり「死刑執行前の朝ご飯風景」になったりして、
同一曲内に雑多なテーマが現れる感じで、結構つらい・・・
おまけに長い・・・終わりそうになっても、しつこく続く。

しかし真面目なクラシックのリサイタルなのに、Jackは真面目に聞いてませんね。
本当に真面目なリサイタルなのに、これを読むとコミックショーみたいに想像できなくもないです。
これをみどりさんは読むんでしょうか?
ファン登録は抹消されてしまうのでしょうか?

本当のリサイタル状況は上述の彼女のサイトで確認してください!
これはフィクション指数が高いので!
最後に真実として、マナーの良いお客さんばかりでした。
ほんと、クラシックのコンサートは小規模に限ります。